西洋美術を学ぶ会 【美術鑑賞】
                             


第13回講座開講!美術史家 佐藤よりこ先生

名作でたどる『美術史の旅』講座 第13回6月17日開講
第13回講座のテーマは
「モニュメンタルな人物像と透明な光に満ちた風景」初期ルネッサンス美術

初期ルネサンス美術とは、15世紀初頭〜15世紀末にかけてフィレンツェという一つの町で起こった美術活動を指し、造形・様式の潮流は次の2つに分けることが出来る。
.献腑奪箸墨△覆襦屮凜リューム」を重んじた潮流
→ブルネッレスキ、ドナテッロ、アルベルティ、マザッチョ、ウッチェッロ、フラ・アンジェリコ、ピエロ・デッラ・フランチェスカ、マンテーニャ 他

▲疋ゥ奪船に連なる「線」を重んじた潮流
→ギベルティ、ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ、フィリッポ・リッピ、ボッティチェリ 他

その内、今回は、,離皀縫絅瓮鵐織襪瞥夕亜△弔泙蠍殿綸な意味を持つ、「ヴォリューム」を重視する特徴が見られる潮流についてお話していただきました。

プロジェクターの図像と共にご紹介します。

尚、次回第14回講座は9月16日(日)開催予定です。

     
ピエロ・デッラ・フランチェスカ、ウルビーノ公夫妻の肖像、1474-75年頃、板、油彩、各47×33cm、フィレンツェ、ウフィツィ美術館

フィレンツェにおける活動
●パオロ・ウッチェッロ(1397〜1475)
●フラ・アンジェリコ(1400頃〜1455)
●ドメニコ・ヴェネツィアーノ(1404頃〜1461)
●アンドレア・デル・カスターニョ(1421頃〜1457)


1.右 パオロ・ウッチェッロ、ジョン・ホークウッド騎馬像、1436年、壁画、フレスコ、820×515cm、フィレンツェ、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂 左 アンドレア・デル・カスターニョ、ニッコロ・ダ・トレンティーノ騎馬像、1455-56年、壁画、フレスコ、833×512cm、フィレンツェ、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
2.パオロ・ウッチェッロ、ジョン・ホークウッド騎馬像に見られる線遠近法
3.パオロ・ウッチェッロ、大洪水(上段)、ノアの燔祭と酩酊(下段)、1447年頃、壁画、フレスコ、テンペラ、492×515cm、フィレンツェ、サンタ・マリア・ノヴェッラ修道院回廊キオストロ・ヴェルデ
4.パオロ・ウッチェッロ、サン・ロマーノの合戦(3部作の1点、フィレンツェ軍を率いるニッコロ・ダ・トレンティーノ)、1456年、板、テンペラ、182×317cm、ロンドン、ナショナル・ギャラリー
5.パオロ・ウッチェッロ、狩猟、1460年代、板、テンペラ、65×165cm、オックスフォード、アシュモーリアン美術館
6.フラ・アンジェリコ、リナイウオーリ祭壇画(部分)、1433-35年頃、板、テンペラ、中央パネル233×133cm、両扉292×88cm、プレデッラ各39×56cm、フィレンツェ、サン・マルコ美術館
7.フラ・アンジェリコ、最後の審判(部分)、1432-35年頃、板、テンペラ、105×210cm、フィレンツェ、サン・マルコ美術館
8.フラ・アンジェリコ、受胎告知、1440年代前半、壁画、フレスコ、230×321cm、フィレンツェ、サン・マルコ美術館
9.フラ・アンジェリコ、受胎告知、1440年代前半、壁画、フレスコ、各180×146cm、フィレンツェ、サン・マルコ美術館
10. フラ・アンジェリコ、キリストへの嘲笑、1440年代前半、壁画、フレスコ、各180×146cm、フィレンツェ、サン・マルコ美術館
11.フラ・アンジェリコ、貧者に教会の財宝を与える聖ラウレンティヌス(ニッコロ5世礼拝堂壁画、聖ステファヌスと聖ラウレンティヌスの物語部分)1447-50年、フレスコ、271×412cm、ヴァティカーノ宮ニッコロ五世礼拝堂
12.フラ・アンジェリコ、石打ちの刑を受ける聖ステファヌス(ニッコロ5世礼拝堂壁画、聖ステファヌスと聖ラウレンティヌスの物語)1447-50年、322×473cm、フレスコ、ヴァティカーノ宮ニッコロ五世礼拝堂
   
13.ドメニコ・ヴェネツィアーノ、聖母子と諸聖人=『聖会話』、1440年代後半、板、テンペラ、198×207cm、フィレンツェ、ウフィツィ美術館
14.アンドレア・デル・カスターニョ、最後の晩餐、1447年、壁画、フレスコ、917×975cm、フィレンツェ、サンタポッローニア修道院旧食堂

フィレンツェ以外の街における活動
●ピエロ・デッラ・フランチェスカ(1412/17頃〜1492)
●透明な光に満ちた風景 ←北方ルネッサンスからの影響(ヤン・ファン・エイクなど)

15.ピエロ・デッラ・フランチェスカ、キリストの洗礼、1440年代末、板、テンペラ、167×116cm、ロンドン、ナショナル・ギャラリー
16.ピエロ・デッラ・フランチェスカ、キリストの鞭打ち、1453-54年頃、板、テンペラ、58,3×81,5cm、ウルビーノ、国立マルケ美術館
17.ピエロ・デッラ・フランチェスカ、聖十字架物語、1454-64年頃、壁画、フレスコ、アレッツオ、サン・フランチェスコ聖堂主礼拝堂
18. 左 ピエロ・デッラ・フランチェスカ、シバの女王の聖材の礼拝(部分)、1454-64年頃、壁画、フレスコ、アレッツオ、サン・フランチェスコ聖堂主礼拝堂 右 ドメニコ・ヴェネツィアーノ、聖ルチア(聖母子と諸聖人部分)、1440年代後半、板、テンペラ、198×207cm、フィレンツェ、ウフィツィ美術館
19.ピエロ・デッラ・フランチェスカ、シバの女王とソロモン王の会見(聖十字架物語部分)、1454-64年頃、壁画、フレスコ、アレッツオ、サン・フランチェスコ聖堂主礼拝堂
20.フランチェスカ、コンスタンティヌス帝の勝利(聖十字架物語部分)、1454-64年頃、壁画、フレスコ、アレッツオ、サン・フランチェスコ聖堂主礼拝堂
21.ピエロ・デッラ・フランチェスカ、復活のキリスト、1465年頃、壁画、フレスコ、225×200cm、サンセポルクロ、市立美術館
22.ピエロ・デッラ・フランチェスカ、ウルビーノ公夫妻の肖像、1474-75年頃、板、油彩、各47×33cm、フィレンツェ、ウフィツィ美術館
 
23.ヤン・ファン・エイク、宰相ローランの聖母、1434年頃、板、油彩、66×62cm、パリ、ルーヴル美術館
24.ピエロ・デッラ・フランチェスカ、ブレラの祭壇画、1460末-72年説、板、テンペラ、251×172cm、ミラーノ、ブレラ絵画館
25.ピエロ・デッラ・フランチェスカ、セニガリアの聖母、1470年代後半、板、テンペラ、油彩、61×53,5cm、ウルビーノ、国立マルケ美術館


中野まなVIVAネット