区民発の講座をつくろう！シリーズ　

昨年9月より開催されていた講座「区民発の講座をつくろう」は今年の2月より5グループが順次講座を開催しています。３月に開催される講座「区民の知らない歴史を知ろう」グループの代表　大石さんにお話を伺いました。

「中野区民、ひいては全国民が知らない歴史がある。

戦前の情報統制、戦後の大戦への反省のなかで、
いわゆる〝負の遺産〟について多くの当事者は
口をつぐみ、また学校で学ぶ機会さえ無いままに
今がある。何ごとも過去の真実・実像を知れば、
なぜ今があるのかが解る。そして、それぞれの
人が日本の平和のあるべき姿を考える礎になる。

この度の講演会は、昨秋の「区民発の講座を
つくろう」全６回講座終了後に、歴史グループが
企画した。太平洋戦争（広くは大東亜戦争）時の
秘密戦（諜報・謀略・防諜・宣伝）を両輪で支えた
陸軍中野学校（秘密戦要員養成）と登戸研究所
（兵器・資材の開発・製造）という秘密組織を
必要とした時代背景・役割・実像について学ぶもの。
講師の山田 朗 明治大学文学部教授は史学博士
そして同大学平和教育登戸研究所資料館館長で
この分野の第一人者。“区民の知らない歴史を知る〟
講演会成功のため、歴史グループ8名が奮闘中である。」

（大石雄士）