花の会【俳句】
                             


12月句会報

12月句会報

隠沼に鴨の浮寝や日の班なか   嘉幸
鴨撃の話半分のれん酒      悦子
候文出でし師走の古金庫     礼子
据りよき金庫の上の鏡餅     ふじ子
余呉の湖靄薄れゆく鴨の陣    ゆう子
毛づくろふ鴨に真昼の日差かな 扶佐子
短日や浮寝の鴨の足さばき    貞雄
苦も楽も手締めにこめる酉の市  きみ
ふるさとの波の和音や鴨群るる  静枝
ジョギングの目を楽しませ鴨の池 美枝子
金庫には縁なき暮し日向ぼこ   三那子
生涯に金庫は持たず花八ツ手  八重子
鴨休止猟師の的になりませぬか  きく
金庫番の生涯なりし義兄訃報   美智子
鴨の群しぐさに時の忘れけり   とく子
蔵入れの金庫眠りし冬落暉    朝子
鴨三羽昏れゆく中井神田川    隼人
魚河岸を窺ふ鴨の動作かな    弘
クリスマスキャロル地階の貸金庫 孝子
煤払ひされる開かずの金庫かな  史
ボーナスを胸の金庫に蔵ひこむ  進
一羽翔てばみな翔ちにけり鴨の群 ゆき江
鴨遊ぶ見る人も無し神田川    道子
鴨の列課外授業の一年生     仁子



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